お正月には、家族代々受け継がれてきたお雑煮を食べるという方も多いのではないでしょうか。とはいえ、毎日続くと、どうしても少し飽きが出てきます。そんな時は、気分転換に少し違うお雑煮で、お餅を美味しく消費してみてはいかがでしょうか。　今回はシンプルですが、ほっとお腹を満たしてくれるお雑煮をご紹介します。

＜材料（約2人前）＞

ごぼう … 約10cm

ニンジン … 約10cm

大根 … 約10cm

餅 … お好み（今回は丸餅を使用）

青のり … 適量

昆布だし … 500ml

みりん … 大さじ1

白味噌 … 大さじ3

＜作り方＞

①ごぼう、ニンジンは5ミリくらいの厚さの輪切りに。大根は5ミリの厚さのいちょう切りにしておく。

②鍋に昆布だしを入れ、①の野菜を入れて火が通るまで煮る。大根が透き通ったら、みりんと白みそを加える。

③お餅は水につけて電子レンジで加熱するか、トースターで焼くなどお好みの方法で、柔らかくしておく。

④お椀に③のお餅を入れ、②を上からかけて青のりをふりかけたら完成。

動物性のものを使用していないお野菜だけの優しい甘味に、白味噌のまろやかさで、ほっこり心もおなかも癒される味わい。トッピングは青のり（あおさ）で香りをプラスするのがおすすめです。京都をはじめとする地域では白みそのお雑煮が親しまれており、香川県では、あんこ入りのお餅を使うのが特徴です。

＜材料（約5人前）＞

さつまいも … 中1本

大根 … 約10cm

長ネギ … 1/2本

しめじ … １パック

ニンジン … 1/2本

出汁パック … 2個

みりん … 50ml

うすくち醤油 … 50ml

水 … １リットル

餅 … お好み（今回は丸餅を使用）

みつば … 適量

＜作り方＞

①野菜は全て小さめの乱切りにカットする。

②水に①の野菜を入れて、出汁パックと一緒に煮込む。

③さつまいもが柔らかくなったら出汁パックを取り出し、みりん、うすくち醤油を加える。

④お餅は水につけて電子レンジで加熱するか、トースターで焼くなどお好みの方法で、柔らかくしておく。

⑤器にお餅を盛り付け、③をかけみつばを乗せれば完成。

出汁パックと一緒に根菜を煮るだけの手軽さが、何かと慌ただしいお正月には嬉しいお雑煮。さつまいもを入れることで、旨みもアップします。野菜が不足しがちな時期なので、栄養補給としてもおすすめです。体の芯から温まりますよ。
いつものお雑煮に飽きたら、野菜たっぷりで作れるお雑煮をぜひ試してみてください。

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