梅の実が収穫を迎え、店頭に瑞々しい青梅が並び始めるのは5月中旬頃から。梅が並び始めると夏が来るな〜という気持ちになります。ここ数年、おうち時間が増えたこともあり梅酒や梅シロップを自宅で作る人も増えてきたようです。難しく見えて、実はとても簡単な梅仕事。
今回は、誰でも簡単に挑戦できる基本の梅シロップの作り方をご紹介します。

梅干しや梅酒として古くから日本人にとっては親しまれてきた梅。胃腸の調子を整えたり、疲れにくくなったり、夏バテ予防になったりと、美味しいだけでなく健康効果が高いことでも知られています。梅干しを自分で漬けるのはちょっとハードルが高いという人でも、梅シロップ作りならば数週間ででき、大人からお子さんまで楽しめます。

梅は採りたては青く、徐々に追熟して黄色味を帯びてきます。できるだけ傷がないものを選ぶといいですね。小梅を使えば比較的早めにシロップが出来上がるので、梅シロップ作りが初めての方にもおすすめです。

＜材料＞
　
小梅 … 1kg
　
氷砂糖 … 1kg
　
酢 … 150cc～200cc
　
　
＜作り方＞
　
①梅を洗い、爪楊枝などでヘタを取っておく。キッチンペーパーで水分を取った後、ザルなどで軽く乾かしておく。

②ビンに熱湯をかけて消毒しておく（アルコール消毒でもOK）。
　
③梅、氷砂糖を交互にビン詰めしていく。
　
④最後に酢を入れてフタをする。

⑤水分が上がってきたら梅全体がひたひたになるまで1日1回程度、ビンを逆さまにして全体に水分が行き届くようにする。
　
⑥10～15日後、氷砂糖が全て溶けたら完成！

そのままもう少し寝かせるとさらに味に深みが出てきます。完成したら小梅を取り出し、冷蔵庫に保存してください。取り出した小梅はスイーツに使うこともできます。毎日の撹拌を、お子さんと楽しみながらやるのもいいですね。
今年は梅シロップを漬けてみませんか♪
　
　
―――――――――――――――――
　
掲載の商品はフジ・フジグラン各店にてお求めください。
※一部取り扱いのない店舗がございます。
※万が一品切れの場合はご容赦ください。　
　　
―――――――――――――――――