フジレポート2021
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(株)フジBCP基本方針フジは、大規模地震等の災害が発生した場合でも、お客様および従業員の生活に影響を及ぼさないよう、以下の方針に基づき策定したBCPに則り、防災対策や事業の継続・早期復旧に取り組みます。地域を守るライフラインの拠点づくりフジでは、年々激甚化しつつある「自然災害」という大きな視点に加え、今後起こりうる大規模災害やパンデミックなどを想定し、さまざまな対策や体制を構築しています。想定外の事態にも的確な対応ができるよう、普段から各店舗および事業所で定期的に訓練を実施し、地域の皆様に安心して施設を利用していただくとともに、信頼していただける企業となることを目指しています。緊急初動体制の構築地震などの大規模災害が発生した際には初動体制が重要です。そこで、県を越えた大規模災害発生を想定した「緊急事態対応マニュアル」を作成し、リスク管理委員会で毎年見直しながら必要に応じて改訂しています。また、災害発生時の行動マニュアルや非常持ち出し品リストなど、非常時に必要な情報をまとめた「防災ハンドブック」を従業員に配布しています。常に携帯することを推奨し、万が一のときでも適切な行動がとれる体制を整えています。防災士資格の取得と活用防災や減災のための基本的な知識を習得し、BCP基本方針を実現することを目的に、2013年度からフジ全店の店長、店舗・本部マネジャーおよびフジカンパニーズ各社のマネジャーが「防災士」の資格を取得しています。地域の防災のリーダー的存在として、平時から高い防災意識を持ち、防災訓練や啓蒙活動、事業所内での従業員への教育を行っています。防災意識の向上年度初めには毎年、各店・事業所ごとの自衛消防組織図を更新し、防災訓練の年間計画を作成しています。自分自身の役割を理解し、緊急時に慌てず行動できるよう、年4回の訓練を確実に実施しています。全店にAEDを設置フジ全店にAED(自動体外式除細動器)を設置しています。従業員は普通救命講習を受講し、AEDの操作方法などの心肺蘇生法を習得しています。事業継続計画(BCP)の策定2012年度に事業継続計画(BCP)を策定しました。毎年見直しを行い、必要に応じて内容の更新をしています。2016年には、新型インフルエンザ等の発生時におけるBCPの見直しを図り、確実な業務継続のための対策を行っています。お客様・従業員の安全を確保する1地域の拠点としてライフラインの役割を果たす2できる限り早期での営業活動正常化を目指す3店頭では店長が防災士であることを掲示し、お客様に安心してご来店いただけるよう、フジが全社を挙げて災害に備えていることをお知らせしています。防災士の掲示防災士資格取得者(2021年3月15日現在)フジカンパニーズ合計422名フジ237名13

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