フジレポート2021
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生鮮部門(精肉・青果・鮮魚・ベーカリー)とレジ部門の技術向上を目的に、年に一度、技能検定を実施しています。この検定では各部門の技能レベルを1級~3級の3段階に分けており、店舗審査、筆記試験、実技試験を行っています。検定に合格すると等級に応じた手当が支給されます。技能検定成長し続ける企業であるために、環境の変化に柔軟に対応できる人財育成を行っています。多様な人財の適正な能力の活用や発揮による生産性の更なる向上を目指し、人財育成の柱を現場教育であるOJT(On-the-JobTraining)に置きながら、キャリアに応じてさまざまな教育を実施し、従業員の能力開発に努めています。フジはすべての従業員の活躍を支援し、いきいきと輝ける、働きがいのある職場づくりに取り組んでいます。お客様に笑顔になっていただける店頭づくりはもちろん、従業員自身が前向きに仕事を行える環境づくりや従業員教育にも力を入れています。従業員をもっと笑顔に~働きやすい職場づくりと人財育成~新入社員を対象とする研修から役職別の新任時研修、店長を対象とする研修までさまざまな階層に応じた研修を行っています。さらに、フォローアップ研修を行うことで、現時点で必要な技術や知識を身につけ、今後の課題を抽出し目標設定を行っています。また、技術や知識だけでなく、マネジメントスキルの向上やコミュニケーションスキルの強化を目的とした研修なども行っています。● 新入社員研修● 課長代行研修● 入社2年次・3年次研修● マネジャー研修● 主任・係長研修● 店長研修 他階層別教育より実践的な技術や知識を習得するために、職種・部門別に専門トレーナーや外部講師が教育を行う場を設けています。● 生鮮食品部門研修● 加工食品部門研修● レジ・サービス研修● 衣料・住関連研修職種・部門別教育研修制度● バイヤー・スーパーバイザー研修● 52週MD研修 他店舗運営に必要な作業を整理分類し、作業標準を決めて作業に必要な時間を算出し、スケジュール化して曜日・時間帯ごとに必要な人員を稼働させるLSP(レイバー・スケジューリング・プログラム=稼働計画)を全店舗に導入しています。また、作業の省力化に向けたシステム開発や機械の導入、RPAの活用にも積極的に取り組んでおり、仕事の改革を進めています。LSPの活用による作業の効率化発注精度の向上と省力化を図るために、ビッグデータとAIを活用し、販促の種類や売価の変動などを考慮して需要予測を行う自動発注システムを導入し活用しています。これにより、欠品ロスの削減はもちろん、発注と補充作業の省力化が進んでいます。需要予測による自動発注システムの活用人財育成・人財活躍25

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